異国の大地が待っている!

旅の記憶を残します

マラリヤにかかった

 

 

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左:ハマダラカに刺されたホテル中庭 右:9日間お世話になった隔離病室


何年か前、アフリカで登山した帰国後にマラリヤにかかりました。

帰国約10日後の出張中に高熱となり、フラフラで帰宅後、「マラリヤに違いないから病院に行く!」と妻に宣言し、病院に行った検査の結果は熱帯熱マラリヤで即入院となりました。

マラリヤは、日本にはいないハマダラカという特定の蚊のみにマラリア原虫が媒介され感染するので、日本で感染することはありません。とは言え病気が病気ですので、特定病院の隔離病棟の個室(シャワー・トイレ付き)に入り、廊下にも出ることを許されませんでした。40度前後の高熱で幻想も見ましたが、治療はマラロンという薬を1日1錠3日間飲んで安静にするのみ。5日後には問題ないレベルまで治りましたが、強い薬なのか副作用による肝機能低下による様子見で計9日間入院しました。

退院して病院の外の空気を吸った時、あまりにも濃厚な空気に感動した記憶があります。

さてマラリヤにかかった原因というと、旅先では蚊に刺されない様に気をつけていたつもりでしたが、帰国間近のホテルで迂闊にも短パン姿で中庭レストランにビールを求めた結果の罹患であり、反省至極です。

家族や会社等周囲の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけし申し訳ない気持ちです。また治療して頂いた病院の皆様には、こうして元気でいることに感謝いたします。

ちなみにマラリヤは日本でかからない病気でもあるのか、海外旅行の保険は簡単な手続きで適用されました。また退院後に会う私の周囲の人が、やたらとマラリヤに詳しくなっていたのには驚きました。